病院勤務時代に保険診療として、沢山のがん患者さんを診てきました。
次から次へと来る患者さん達を前にあれこれと考えている時間は無く、日々マニュアル通りの治療をしているのが実情でした 治療をメインとする病院では抗がん剤をはじめとする治療をしても最終的には治療には限界があり、これ以上の治療できなくなった患者さんには転院か在宅またはホスピスへ行って頂くのが現状です。
開業を考えた当時、もっとやれることがあるのではと思い、情報を収集・整理・精査したところ、すぐにANK療法にたどり着きました。他の免疫治療も調べましたが、腑に落ちない点が多く、ANK療法の場合は素直に、「その通り」と得心し、治療の導入となりました ANK療法は入院しなくてもクリニックへの通院で治療でき、保険診療で治療法がない、出来ないと言われた方でもこのような新しい治療を受けられ、自分としてはやりたかった医療を患者さんへ提供することができました これが免疫細胞療法との出会いでした。
免疫細胞療法を取り入れて既に10年以上の年月が流れ細胞の培養技術も格段に進歩を遂げております。
その技術を取り入れない手は無いと考え新たに樹状細胞ワクチン療法やNKT（ナチュラルキラーT）細胞療法も積極的に取り入れました。
樹状細胞は「がん、ウィルス、細菌に対する細胞性免疫」の司令塔であり、樹状細胞により誘導されたCTLが、がん、ウィルス、細菌を攻撃して、攻撃対象が消滅後、CTLの一部がメモリに残ることで再発予防にもつながるものです。
しかし、今までの細胞技術では、ただ単にがん抗原を提示しても、ＣＴＬ誘導が十分にできなかったり、患者さんの体はがんによって免疫抑制などが起きていたり、あまり実用的ではないものでした。
この樹状細胞ワクチン療法において、他の培養技術とはレベルの異なる「がん治療」としての細胞教育技術をもった研究者と運よく出会う事が出来ました。
これも使えれば「患者さんと更に闘える」との思いにて導入を決定しました。
当クリニックでは自費とはなりますが、血液検査も行い既存の安全な内服薬の処方やサプリメントも用いその患者さんの状態に合った免疫細胞療法を提供致します。
即ち「複合的がん治療」を提供致します。
以上が医療サイドとして頑張れる話です。
ここからは患者さんやご家族に頑張っていただきたい事です。
どんなに良い抗がん剤をはじめとした保険診療や免疫細胞療法などを受けたとしても患者さんの体質が、がんを生み出す・棲みやすい状態であれば思った効果は得られません。
先ずは体質改善を行っていただきたいです。
それは、がん及び腫瘍組織周辺の「微小環境の改善」にほかならないです。
積極的なアルカリ化食品の摂取をし、これでもアルカリ化が不完全であれば重曹も用いていただきたいと思います。
その他当院では、体調管理の一環として、ご本人の身体の抗酸化も重要と考え イオン化ヨウ素点滴・内服、水素吸入療法、高濃度ビタミンＣ点滴（：がん細胞に対しては酸化を促します）もご用意しております。
どのような治療も魔法のようにはいきません。治療を始めるタイミングはとても重要です。
がんと診断されたらすぐ面談にお越しいただき、少しでも早いタイミングで体内のリンパ球や単球がダメージを受ける前に、培養のための採取することが望ましいです。
すでに抗がん剤を始めておられる方、もう抗がん剤が効かなくなったと言われた方も悩まずに、まずはこれからの治療をご相談をお待ちしております。
じっくりとお話する時間が必要ですので、面談のご予約をお願いします。
（電話：0422-40-0102）
みたかヘルスケアクリニック
院長 福島 偉