RIKNKT ®️

※この治療は自由診療となっております

【NKT細胞標的療法とは】

生体を防御する免疫には、『自然免疫』と『獲得免疫』があります。
『自然免疫』はさまざまな抗原(侵入してきた病原体や異常になった自己の細胞)を感知し、それを排除する初期防御を担い、
『獲得免疫』では、抗原を特異的に見分け、それを記憶することで、記憶した特定の抗原に対して
効果的にかつ強力に排除する仕組みのことです。

免疫担当細胞は、前者が主にNK細胞で、後者がT細胞です。免疫が効果的に働くには両社の連携が欠かせません。
NKT細胞はNK細胞とT細胞の特徴を併せ持つ性質があることからこの名前が得られました。

NKT細胞標的治療では、患者様の血液中にある『単球』を採取し樹状細胞へ分化させ、
樹状細胞を活性化する『GMP基準準拠アルファーガラクトシルセラミド』により樹状細胞を刺激し、
この樹状細胞を体内に戻したときにNKT細胞を活性化します。
NKT細胞自体にがん細胞に対する傷害能力がありますが、加えて活性化されたNKT細胞は、
NK細胞及びT細胞を活性化し、がん細胞に対して強力な免疫傷害作用を発揮します。

※治療によって得られる効果は、患者様の病状や病態、血液状態などによって個人差が生じますので予めご了承ください。

【副作用】

GMP基準準拠アルファーガラクトシルセラミド」で刺激した樹状細胞を投与した後に軽い発熱や
倦怠感が起こることがありますが、多くの場合は38℃未満でかつ二日以内に解熱するもので軽微なものです。
また、ごく稀にアレルギー反応と思われる症状の出現を見ることもあります。
注意深い観察をしながら治療を行い、そのような副作用が起こった場合は迅速かつ適切に対処致します。

【価格】

  • 医療相談料      16,500円(税込)
  • 事前感染症検査費    33,000円(税込)
  • 治療費      3,515,600円(税込)